祭り

 

祭りと言ったら縁日、盆踊り、そして御輿ですね〜♪

生まれも育ちも下町なのでそういった行事には目がありません。(^_^)

まぁ、下町と言っても浅草や神田、深川ほどチャキチャキしてないんで威張れませんが

地元の行事には誇りをもっています。

昔は縁日も夏になると(7月〜9月)毎月2日、16日、27日と3日間開かれており

約400メートルくらいの間に50店くらいがひしめき合っていましたね。

オヤジを引っ張り出し(そのオヤジは一番はずれにある植木、盆栽の店がお目当てでした)しこたま買わせていました。

子供が縁日を楽しんでいる時間より植木を眺めている時間のほうが長かったのは今になって気が付きました。(笑)

今も昔も変わらない店も残っていますがこれも時代なんですかね〜

小学生の頃には考えもつかなかったようなものが出店としてありますよね。

驚き、笑いが止まらなかったのは「スピン」。あれって某メーカーの商品名なんじゃないでしょうか?(笑)

昔からかわらないものに「金魚すくい」がありますが自分が小学生の頃はすくい網のフレームは針金だったような・・・

子供ながらに見入ってたのに七味唐辛子やバナナのたたき売りなどの口上売(俗に言う啖呵売)。

お金も持っていないのに思わず「買った!」と言ってしまいたくなるような口のうまさ。(笑)

あとはやはり定番の飴細工やあんず飴に走りました。

あんずはあまり好きではないのでもっぱらみかんを食べてましたから「みかん飴」でしょうか?(^^;)

しかし思いでがいっぱいつまった縁日も数年前からやらなくなってしまい残念です、、、。

その代わりと言ってはなんですが、盆踊りは盛んですね。

一時みたいな盛り上がりはなくなりましたが各町会が毎年がんばってくれているので

今でもうちのまわりでは毎年5〜7つは盆踊りは開催されています。

やはり地元と言うこともあり(歳食ったからとの声もチラホラ・・・)覗きに行くと知った人に捕まり

いつのまにか主催者の出す店の中にいることもしばしば・・・

ただ酒、ただ飯があるからやめられませんがね。

最初から最後までお手伝いはできないので出来る範囲で手伝わさせてもらってます。

田舎のある子供も少なくなってきているなか、地元で楽しい行事のひとつでもいい思いでとして残ってくれれば嬉しいですもんね。

さあ、残るは「御輿」。

うちのほうでは毎年御輿が出るとは限りません。

町会によっては頑張って毎年大なり中なり小の御輿を出すところもありますが

メインの祭りと言ったら4年に一度の例大祭

亀戸にある香取神社のお祭りなんですがなんといっても本社御輿の「こんにゃく御輿」(*)を担ぐのに力が入ります。

浅草や深川ほど大きな祭りではないですが、珍しい御輿ということもあり、御輿好きならけっこう遠くからでも担ぎにくる人もいるくらいですよ。

実は数回(4年に一度なので十数年)担いだり動かすと壊れて直す人もいないという理由で(いろいろあったというのが本音らしいですがね)

トラックの荷台に乗せ、各氏子の町会を見せて廻るだけだったのです。

それが去年は執行部のつよい働きかけと宮司様の心意気によりまた担げることになり、久しぶりの盛り上がりとなりました。

珍しい御輿が担げるのと、4年に一度の大祭とあってもうみんなの気合いの入りようは・・・言わなくてもわかりますよね。(爆)

普通、御輿での盛り上がり所は宮入の時のクライマックスなんですがここではもうひとつ見せ場があります。

本社の香取神社にはいるすこし手前が亀戸駅なんです。

駅から神社までの道路は日曜は歩行者天国になっているのでギャラリーがわんさかいるんです。

みんな2日間、3日間御輿を担いでヘロヘロなのにそこにさしかかるともう元気元気。(爆)

そしてそは商店街でもあるのであっちこっちのお店から振る舞いも出していただき、

みんな最後の一踏ん張りと喉が潰れんばかりのかけ声とともに神社へ・・・

深川などと違い、格好やかけ声に決まりはなく統率されているとはいえませんが

一人一人がまつりを楽しんでいることには代わり有りませんのでいい祭りだと自負しています。

興味がありましたら歩行者天国にくるついでに見物してやってください。

もっとも4年に一度なので次は2004年の8月第一日曜になりますが・・・(^^;)

自分も堂々とふんどし姿で町中を闊歩出来るので待ち遠しいです。(爆)

もしかしたら私のキュート(?)なヒップが拝めるかも!?(誰も見たくねーって?こりゃまた失礼、、、。)

 

「こんにゃく御輿」とは

明治11年に完成したもので、約5年の歳月をかけて製作されました。

1度担がれれば、屋根の部分・胴体の部分・台座の部分とそれぞれが別の動きをすることから、

俗称で「こんにゃく神輿」と言われ、現在国内に2基(1基は九州)しか存在しない、珍しく、貴重な神輿です。

亀戸 香取神社ホームページ、御神輿由来から抜粋させていただきました。】

 

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